6月度勉強会~情報のリスクと付き合い方~
2024年6月27日(木)15時30分から大阪代協会議室で支部会を開催いたしました。参加者は会場12名 オンライン参加4名、中央支部以外のオンライン参加者は約40名で、合計約60名が参加しました。
1・勉強会
テーマ:情報洪水社会を生きるあなたと業界の未来のために
「知っておくべきリスクと情報との付き合い方」
講師:コンプライアンス&メディカルコンサルタント
株式会社CompLabo 代表取締役 山本 一宗様
(元読売テレビコンプライアンス統括責任者)
下地支部長の紹介で講師ご登壇を頂きました。
1:情報洪水社会に至る背景
<これまで>
➡テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、友人、口コミ情報には不確かな情報が紛れ込まないように、一定のフィルター機能が設定されていた
<現在>
➡ネットニュース、SNS、自前記事や広告にはフィルター機能がなく、書き手の情報がそのまま受け手に届いてしまう
便利な一方で偏りがあり、「声の大きい少数意見」が幅を効かせている
2:今回リスクリテラシーを深めてもらう機会にして欲しい
※リスクリテラシー:山本講師による造語、リテラシーとは特定の分野に関する知識や、活用する能力
<情報のリスク①>
ネガティブ情報(事件、スキャンダル、不祥事、デマなど)は簡単にネット世論から制裁世論を形成してしまう
<情報のリスク②>
いわゆる「炎上」が多発する。無責任な書込みやフェイクニュースは「炎上」し、その拡散は、回り回って生活の危機、命の危機に関わる可能性がある
3:企業と個人の情報に対するあるべき姿勢
<企業>
持続可能な中長期的視点から、情報の出し手として重い責任を負っている事を改めて認識するべき
<個人>
自分自身、子供と家族を守るためにも、安易に情報をネットに掲載しない、他から得た個人のプライバシーに関わる情報を拡散しない。悪意があれば簡単に個人情報を調査、公表される。
2・支部会
1:理事会報告
下地支部長より6月19日に開催された理事会について報告がありました。
詳細は理事会報告サイトをご覧下さい
リンク入り口 >
・8月27日賠責セミナーへの取り組み
・全会員アンケート実施
・人材育成研修会の開催
・地震速報サービスシステムとの連携
・大阪代協LIVEステーションの開催
2:委員会報告
教育委員会 渡辺委員長
・和歌山のベストパートナー社を7月に訪問予定。
・10月4~5日 人材育成研修会を予定。中央支部から3名が参加予定。
最後に株式会社ナカジュク、仲 訓宏様より、この度の保険会社の商品別手数料引き下げについて質問がありました。
→2022年に大阪代協から日本代協に問題提起を行っています。日本代協は弁護士の見解も確認した上で、委託契約書上法的な問題とすることは難しい。直ちに代理店の生活を脅かすほどの改定とは言えず生活権の侵害とまでは言えない。と回答しています。
新谷会長、安本副会長よりそれぞれ講評をいただきました。
終了後、懇親会を行いました。
場所:四季自然食処たちばな
ヒルトンイーストプラザ内参加者:11名
次回支部会には是非ともご参加下さい。
(記事:中央支部 前田記者)