南大阪支部 無保険車追放キャンペーンを実施しました
9月29日(火)、南大阪支部では「無保険車追放キャンペーン」の取組みとして、地元の大阪芸術大学と太成学院大学に、自賠責継続忘れ防止の注意喚起チラシをお届けしました。
当日は、「自賠責保険の失効によって発生する不幸を無くしたい!」という私たちの思いを後押しするかのような快晴で、まさに学生一人一人へのチラシ手渡しと声掛け日和となりました。
しかしながら、今年は感染症拡大の影響のため手渡することは避け、200部ずつ計400部をそれぞれの大学の学生課の責任者に託し、バイク通学の生徒に向けての配布をお願いすることになりました。幸い両校とも私たちの取組主旨をご理解いただき、快く引きお引き受けいただきました。
排気量250㏄未満の小型二輪や原付は、車検が無いため自賠責更新忘れのリスクが伴います。自賠責保険未加入のまま事故を起こしてしまった場合、事故の相手の治療費や慰謝料などの支払いは勿論全額自己負担になります。 また、事故の有無に関わらず、未加入での運転者には罰金や免停処分など重い罰則が科せられます。学生の皆さんには、自動車、バイクの運転時に「保険が切れているのを知らなかった」「バレなければ良い」といった軽い言葉では済まされない大きな社会的責任が伴うということを認識していただく必要があります。
訪問時に両大学の校内では、至る所にアルコール消毒液や空気清浄機が置いてあり、その他にも受付カウンター等の対面場所へのビニールカーテンの設置など、生徒を感染から守るための対策が多く見られました。そういった学校の安全対策を検討・周知することで、生徒を預ける家族の安心感を醸成し、学校側のリスク管理力が高まり、経営基盤の強化にも繋がるのでしょう。
このようなコロナ対策と、今回の無保険車追放キャンペーンは、アプローチは異なりますが【生徒と学校の両方を守る】という思いが根底にあり、とても共通点が多いと思いました。 教育機関と連携して実施する、このキャンペーン活動には大きな意義とやりがいがあると毎年感じています。
この輪がさらに広がっていく事、そして来年は、生徒一人一人に声掛けできるような状況に戻っていることを心から願っております。