9月南大阪支部会を開催しました。
9月17日(金)17:30より、オンラインにて10名参加で支部会を開催いたしました。
冒頭、𣏤栂木支部長から次のお話しがありました。
・本来ならセミナーを開催する予定だったのだが、緊急事態宣言中の影響で延期に次ぐ延期となっていることは残念だ。支部会も今期はまだ一度もリアルで出来ていない。今後も先行き不透明な事は変わらないが、ワクチンの接種具合も身近なレベルまで着実に浸透してきている(出席者で確認したところ、1回目の方も含めて全員接種でした)。もちろん様子を見ながらではあるが、11月ぐらいにはリアル開催を目指したい。
・8月24日(火)に代理店賠責WEBセミナーを受講したが、日々の代理店業務の中で起こりえるトラブルの身近な例を交えながらの内容で解かりやすかった。一方で、「言い違い、言い忘れは命取りになる」という、他人事ではない怖さを感じた、ためになる内容であった。
・毎年10月に実施している、大学への無保険車追放キャンペーンを今年も開催予定。毎年学生にポケットティッシュを手渡ししていたが昨年度は配布対応を各校にお任せした。本年度もコロナ対策を講じた上で日程を決めていく。
その後は各委員より、以下の報告、情報を共有しました。
【企画環境委員】
全会員アンケートの実施結果がホームページにアップされている。内容を熟読し、今後の代理店および代協活動に役立ててほしい。
【教育委員】
9月3日にWeb形式で行った人材育成研究会の内容報告と感想など。
佐野教育委員による、日本代協アカデミーの実際の画面を共有しながらのレクチャーで有益性を確認した。
【組織委員】
仲間づくりを中心に取り組んでいる。南大阪支部は今期新たに2代理店を迎えることが出来た。
【CSR委員】
御堂筋クリーンイベントなど、コロナ禍を受け、動員するイベントは中止となる。
個人での献血、少人数単位で行う「ぼうさい探検隊」などに注力する。
【事業活性化委員】
提携事業の中で、特にどれに注力していくかのヒアリングを実施。
最後に、山中会長、原田副会長より講話をいただきました。
【山中会長】保険業法が改正されてから早5年が経ち、代理店に課せられるハードルが高くなっている昨今、自衛手段として日本代協アカデミーは導入していて当たり前のレベルである。早期の検討を。
11月に開かれる日本代協コンベンションの中の、特にコンベンション分科会は毎年興味深い。今年はZOOMで行うので出来るのでぜひ参加してほしい。
大阪は全国的に見ても、代理店賠責の加入率が90%(会員の中で加入している割合)と高い。AIG社を除き各損保は代理店の専門職業賠責を提供していない。一方でこの補償は保険代理店業を続けていく上では必須であり、未加入の代理店には是非とも勧めて欲しい。
【原田副会長】代理店賠責、日本代協アカデミーは代協会員の大きな特権。残念ながら知らない会員も多い。金融庁の検査は、保険会社を通さず直接我々代理店に入ってくる。その時の備えになる。
保険会社への保険金請求全体の最近の傾向を見ると、コロナによる休業損害の請求が急増している。商品内容・約款を良く理解し、お客様への情報提供が重要だ。「教えてくれてたら加入したのに・・」とならないよう注意が必要だ。お客様のもしもの時にも備えられるように我々代理店の提案レベルを上げていきましょう。
9月末には緊急事態宣言も明け、様子を見ながらではありますが人の流れも戻っていく事でしょう。今回のように、たくさんの情報量と熱気をリアルに受け取れていたら、ともったいなく感じました。
その時まで、日々の思いやアイディアを練って温めておくのも今の自分に出来ることだなと思いました。
(記事:南大阪支部 田中 裕夫 記者)