11月度北摂支部会を開催しました
11月24日(水)に11月度支部会をハイブリッド形式で開催しました。
今月は日本代協アカデミーにある『なぜ、大半の代理店は「増収と成長が止まる」のか?』というコンテンツを視聴しました。
講師は株式会社ブレインマークス代表取締役の安藤邦彦氏です。
セミナーは一部と二部に分かれていますので、その間に少し時間を取り、落合支部長に日本代協アカデミーの利用方法を分かり易く説明いただきました。
冒頭に保険代理店はANAやニトリ、ヤマダ電機といった大企業が参入する有望業種である一方、今まで主力の自動車保険はカーシェア等による保有台数減や安全装置等による事故減で先細りが予想されるという、歴史の転換の真っただ中にあると警鐘を鳴らしました。
そして、今後の代理店の成長は個人型営業を脱却し、組織型営業にシフトすることが必要である、すなわち、社長はスーパー営業マンでは駄目で、真の経営者にならなければいけないと説きました。
これは保険代理店に限った話ではなく、日本の中小企業は統合大型化が時代の流れとし、美容室の例を挙げました。10年前カリスマ美容師と持て囃された10人を追跡調査したところ、8店は細々とやっているに過ぎない一方、2店はそれぞれ400店舗、200店舗を擁する企業に成長していたと。
これは社長がハサミを置き経営に集中した結果であり、まさに「名選手、名監督にあらず」ということでした。
自分のステージを職人→マネージャー→リーダーとステップアップさせる必要があり、マネージャーは1年から3年先を考えればよいのに対し、リーダーは5年10年先の長期ビジョンを持ち、未来を描く必要があるとのこと。
そして、人に投資する会社からシステム(仕組み)に投資する会社にならなければとしました。仕組みを作り上げれば、優秀な社員の退職も怖くなく、いつでも代替が利くとのことでした。
なるほど、と思った聞き応えのある講演でした。
日本代協アカデミーには学習コンテンツの他様々な情報も掲載されていることが良くわかりました。
北摂支部では引き続き皆様のご経営、保険本業に役立つ情報提供を行って参ります。
リアルでも、オンラインでも結構です。是非支部会にご参加下さい。お待ちしております。
(記事:北摂支部 辻副支部長)