一般社団法人大阪代協

中央支部の活動報告

TOP > 活動報告 > 中央支部

11月船場支部会・セミナー開催    

2022.11.28

1.日 時 11月17日(木)16:30~17:40
2.場 所 ハイブリッド形式
3.出席者 14名

支部セミナー

中小企業の情報管理体制とセキュリティ対策について
~サイバー保険と世の中の流れ~
株式会社フォーバル
山口 浩之 氏

※株式会社フォーバル:東京に本社を置く、従業員2000人規模の情報通信コンサルティング会社です。クライアントの多くは中小企業。東証プライム市場に上場しています。

①サイバーリスク環境について
今年の春以降、世界情勢の影響もあり、サイバー攻撃が極めて激しくなっていることが報告されました。実例として、大阪府の医療機関の被害、およびウィルスの侵入経路について説明がありました。本事故は、医療機関に病院食を納入している業者からの感染であり、自社のみならず、下請けや取引事業者からの侵入対策が必須です。元請けや事業発注企業から下請け企業に対しサイバー攻撃対策の要請が常識になっており、サイバー保険の需要は非常に高まっています。

②ランサムウエアの実態
昨今では、画面を閲覧しただけで感染するマルウエアが存在し、感染する際のPCの様子を映した動画が紹介されました。

③様々な法改正
サイバーリスク以外にも、中小企業が注意すべき法改正が様々に施行されています。
・改正電子帳簿保存法
・改正個人情報保護法
・パワハラ防止法
・インボイス制度
・働き方改革関連法
・女性活躍推進法
などが紹介され、山口氏はこの中で特に、「改正個人情報保護法」について詳しく述べました。
今回の改正により、個人情報の取扱いが厳格化され、漏洩時には通知が完全義務化され、罰則が科されることとなります。サイバー攻撃によってもし個人情報が漏洩したら企業にとって非常に大きな問題となります。

④政府が目指す新しい資本主義
また、政府が考える成長戦略について説明があり、中でもグリーン社会の実現、デジタル化の加速について話があり、ESGの観点は企業を選別する重要な視点になっているとのことです。
将来的な人口減は避けられず、これからは企業そのものが社会の価値観の変化への対応することで顧客、取引先、次世代の人材に選ばれることが重要になる。選ばれる会社づくりが必要です、と強調されました。

⑤情報管理体制のあるべき姿
フォーバル社が提供されるセキュリティHUBを中心としたネットワークイメージを説明され、内部感染の広がりを防止することの重要性を訴えられました。

関心がある方は下記まで連絡してみて下さい。
=====================
株式会社フォーバル
関西支社 第三支店 営業課 山口 浩之 様
TEL 0120-81-4086
=====================

11月の理事会報告

オンライン参加者の様子

直近のセミナー等、下記のイベントが開催されます。
是非ご参加下さい。

大阪代協LIVEステーション

※画像をクリックすると案内サイトにリンクします。

新春オープンセミナー

※画像をクリックすると案内サイトにリンクします。

阪神ブロック協議会公開講座

※画像をクリックすると案内サイトにリンクします。

次回開催:12月13日(火)16:30~17:45
ハイブリッドで開催予定

以上

(記事:船場支部 前田記者)

最近の記事

月別アーカイブ

ページの先頭へ