3月理事会を開催しました
3月15日(水)ハイブリッドで開催され、理事36名(39名中)、監事2名、相談役4名の42名が参加しました。(代協会議室19名、オンライン参加23名)
近畿財務局・黒田金融監督官、宗瀧保険監督室長 来会
当日は、近畿財務局 理財部 黒田金融監督官、宗瀧金融監督室長のご両名が理事会冒頭に参加され、大規模災害時を想定した地方公共団体との連携についてご提案をいただきました。
◆必ず来ると言われている、南海トラフ等の大地震発生に備えた啓発活動や発生後の被災地支援に、私たち保険代理店に何ができるのか?大阪代協として総括できれば、例えば大阪府との事業連携協定締結の橋渡しをいただける、という大変ありがたい内容のご提案でした。
◆大阪代協として、社会への貢献と保険代理店のステイタス向上を目指し、行政との連携は事業計画にも含まれていましたので、是非とも前向きに進めていきたいと考えています。
新谷会長挨拶のポイント
◆13日から、マスクは個人の意思に任されることになった。長かったコロナによる制限された生活もようやくトンネルの向こうに光が見えてきた。保険代理店を取り巻く環境も明るい未来があると信じて取組みを進めていきたい。
◆本日は、審議事項が多く、日本代協関連の重要な報告事項も多い。短い時間ではあるが、各理事は咀嚼して各支部に伝えて欲しい。よろしくお願いする。
◆前回理事会以降の私の活動報告は以下のとおりです。これまでで最も忙しい1ヶ月であった。
2/16 SDGsセミナー視聴、 2/17 京阪支部総会に出席
2/18 大阪市クリーンアップ作戦に参加
2/20 士業ネットワークセミナー(不動産鑑定士編)視聴
2/21 阪神ブロック協議会(Web)、北摂支部総会に参加
2/22 民間調停を学ぶセミナー視聴
2/26 大阪マラソンボランティア表敬
3/6 ジギョケイ取得を完結させるワークショップ参加
3/9~10 日本代協第8回理事会、臨時総会、第4回会長懇談会参加
審議された項目
3月の理事会では下記の6項目について審議が行われ可決承認されました。
①2022年度委員会事業報告
各委員会の今年度取組みについて報告されました
②2023年度各支部事業計画
大阪代協全体の行事予定表が完成しました
計画的な運営をお願いいたします
③2023年度支部選出委員会委員
委員会委員を含め、各支部の役割分担一覧表がまとまりました
みんなが関わって楽しく組織課題に取組みましょう
④2023年理事推薦
5月の総会付議事項として、東支部から1名の理事推薦があり承認されました
⑤2022年度決算見込み
昨年に引き続き、問題なく決算が迎えられるとの報告がありました
この見込をベースに議案書に決算報告が掲載されます
重点取組み項目
年度末に向けて最終盤を迎えました
各項目は単なる数字目標ではなく、それぞれに意味を持って取組んでいます
重点取組み項目は、当該委員だけでなく、支部として取組みをお願いします
仲間づくりに向けたポイント
■支部グループ対抗仲間づくり推進キャンペーン
・保険会社社員の皆様のご協力を引き出すことが重要なポイントです
・保険会社社員の皆様からの見込先紹介件数を競います
・年度末まで取組みます
・代理店賠責のお勧め先情報を聞き出しましょう
活力研の報告
◆3/15に議事録が公開されました(日本代協書庫掲載済)。
◆今回の活力研では、「一部の役員だけでやってる感」を払拭し、どうすれば広く会員の身近なものとなるのか、という問題意識を持って取組まれました。
◆1月から理事を対象としてテーマの論議を開始し、2月いっぱいをかけて丁寧に設定されました。各保険会社とも個別にそれぞれ1時間の事前論議を行ったそうです。
◆これらのプロセスを経て、今回は代理店手数料ポイント制度に関して、顧客本位の業務運営(FD)や体制整備に資する制度設計ができないのか、という視点からのアプローチが試みられました。当日はFDの原則に沿って論点を整理して話を進めています。
◆FDおよび体制整備評価については、各社認定制度の中で定性評価が導入されています。さらに、認定規模に満たない代理店についても、FDおよび体制整備について、何らかの定量的な評価を導入する制度設計ができないか意見交換を行いました。例えば、経営の高度化という側面については、代理店賠責、サイバー保険、などの加入が定量評価例ではないか、と提案しています。
◆前回の金融庁との意見交換会以来、マーケットデザインの考え方にも着目していて、乗合と専属の問題では、専属ポイントと乗合代理店専用のポイントテーブルの2つの要素でバランスを調整するというヒントが得られたとのことです。
◆活力研について、保険会社からの参加者が千本ノックを浴びるような(追い詰める)場であってはなりません。保険会社にとっても、自社の施策立案に有益となるようなメリットのある会にならないと継続しないと強調されていました。
3/16に説明用の動画がリリースされました。是非ご視聴をお願いします。
動画リンク > (パスコード:daikyo)
次回は論議テーマを募集することも検討しているとのことです。
金融庁と全国会長懇談会報告
(1)金融庁・三浦保険課長ご挨拶概要
ご自身の保険に関わる体験(入庁と同時に生保営職のアテンドを受け、2年前に大病を患い保険のお世話になる)をざっくばらんにお話され、保険のありがたみ、家族の安心について十分に理解をしています、と述べられた。「保険という制度は不可欠なインフラである」ここに保険行政の原点があります。インフラとしての適正性を確保するためには「顧客本位の業務運営」が重要です。真にお客様のためを考えた販売を実現させ、「あなたから保険に入って良かった」と言われるように、お客様の感謝を基点とした好循環を作り上げていただきたいと思います。
昨年度も90店ほどの保険代理店ヒアリングを実施しました。
金融庁として確認したかったことは下記のとおりです。
①障がい者対応
②公的保険を踏まえた保険販売のベストプラクティス収集
③保険代理店のサイバーセキュリティ対策
④外貨建一時払保険の取扱状況
⑤各損害保険会社の代理店への対応状況について
保険会社と代理店の課題については、下記の点を確認しています。
◆手数料ポイント問題
◆代理店統廃合問題
ヒアリングの結果は、金融庁モニタリングレポートや、業界団体との意見交換会の中でフィードバックを行っています。
(2)質疑応答
各代協からは事前に、下記の文書が提出されていました。
①保険会社と代理店の課題関連 13
②FD・経営の高度化での工夫 4
③保険会社と連携した取組 4
④金融庁への意見・要望 10
(※詳細は議事録の配信をお待ちください)
上記の事前文書に対応するため、会場からの発言は受付ない予定でしたが、①の事前質問への三浦課長のご対応が思いのほか早く済んだので、会場の発言を受け入れる時間ができました。
まず、福岡県代協の沖田副会長(占部会長の代理参加)が挙手し発言、続いて大阪代協の新谷会長が手を挙げ、発言しました。新谷会長の発言の趣旨は、「代手制度に関して、顧客本位の業務運営の観点から、『保険会社と代理店とのオープンな論議の場』を作って欲しい、代手ポイント制度の品質項目は、FDの観点と大きく異なっていて、代理店としてやりにくさを感じている」というもの。
2時間の意見交換会の中で、会場内にもっとも緊張感が走った場面でした。
上記の新谷会長の発言に対する三浦課長の反応は、具体的なFD上の課題を聞き返した上で、ひとつの会社の問題に金融庁が首を突っ込むわけにはいかないが、全体的に代手P制度の在り方がFDの進展を阻害している事実があれば、対応も考えないと・・・というようなニュアンスに受け止めました。
また、三浦課長のマーケットデザインに関するご発言としては、
「10年後も、同じチャネル、同じマーケットで仕事をしているとは思えない。どのようなマーケットでどのような担い手が仕事をしているのかは、皆で考えて行く問題だ。金融庁がこうすべき、とリードすることはありません。」とのことでした。
三浦課長、他2名の金融庁職員の方々は、18:15からの懇親会にも参加されました。
日本代協アカデミー改定のお知らせ
募集人教育・管理システム、日本代協アカデミーが4月1日から改定されます
現在ご利用中の皆様には下記の対応が必要です
●利用料金が変更(引上げ)となります
●3月1日以降、末日までに更新の申込手続きが必要です
●システム基盤が変更されますので、利用者IDの再登録が必要です
●旧システムの受講履歴が閲覧できなくなりますので、4月末日までにCSVでダウンロードしておく必要があります
お手数をおかけしますが、各支部教育委員を中心にフォロー体制を構築いたしますのでご協力をどうぞよろしくお願いいたします
損害保険トータルプランナー顔写真入り認定証が利用できます
2月1日より、損害保険トータルプランナー資格をお持ちの皆様には、顔写真入りの認定証を発行いただくことができます。是非ご利用下さい。
※損害保険トータルプランナー専用ページからお申込み可能です
https://www.sonpo-dairiten.jp/daigaku/nintei.html#hakko
上記URL内に専用ページのリンクがございます
情報共有
今後の展開として下記の情報が共有されました。
①大阪代協LIVEステーション(Vol.3)
2023年3月24日(金)16:00~17:00
■金融庁と代協会長の意見交換会他
⇨ ご案内リンク
2023年度 総会・会員大会概要です
(記事:大阪代協 事務局)