第8回 支部会を開催しました
2024年3月21日(木)東京海上日動火災保険株式会社 堺支社にて、支部会を2部構成で開催しました。
今回は、リアル開催で13名が参加し情報交換を行いました。第1部は、午後4時から大阪代協から配信された「LIVEステーション」を視聴し、午後5時から支部会を行いました。
【第一部】大阪代協「LIVE ステーション」
1.能登半島地震対応現地代理店レポート
能登半島現地(石川県七尾市)の代理店 株式会社能登経営センター 津田社長
2.金融庁と代協会長との意見交換会報告
大阪代協会長 新谷 香代子 氏
3.活力研の報告
日本代協副会長 山中 尚 氏
4.大阪代協提携事業のツボ
事業活性化委員 保田委員長 Jネットレンタカー高槻店 足立店長
5.今必要な募集人教育と管理手法
教育委員会 渡辺委員長
堺支部会場からの報告(隼田副会長より)
堺支部会の開催場所から中継で隼田副会長がコメントされました。
冒頭、『能登半島地震対応現地代理店レポート』を発表いただいた津田社長にお礼を述べられ、復興までまだまだ時間がかかることがよくわかりました。私達保険代理店は災害が起こった時、一番に活躍すべき職業である。地震の備えとして何が必要かを伝えていかなければならないと思います。
『金融庁と代協会長との意見交換会報告』については、金融庁としてあるべき手数料ポイントについて言及され、代理店と保険会社とのギャップが埋められていく方向性は喜ばしい。一番嬉しかったのは、金融庁と保険代理店が同じ方向を向いていることである。また私達代理店は、お客様が求める品質を理解し、実効性ある体制を整備しなければならないと思います。
『活力研の報告』については、カルテルの問題が発生してから保険会社が同じ席で話をできなくなっているので、同じ話を各社それぞれに話をすることは、代理店にとってムダな時間を費やしています。保険業界の発展のために早く同じ席で話ができることを望みます。ポイント制度の見直しも3年から5年かかって前に進むと言われていますが、もっと早く見直しを進めて欲しい。大阪代協の会員が一致団結して前に進められるよう議論すべきだと感想を述べられました。
第2部 支部会
【理事会報告】
庫内支部長より3月14日開催の理事会と各委員会の次年度計画の報告がありました。
(3月理事会報告リンク入り口)
【各委員会の次年度計画の報告】
企画環境委員会(隼田副会長より報告)
・公平・公正な募集環境構築への取組み → 引き続きモニタリングを実施し自動車販売店による不公正募集について共有する
・代理店価値向上策の推進 → 保険募集のプロ集団として、お客様にとっての価値向上を図り、他チャンネルとの競争力を確保するための取組みを優先順位を決めて推進する。
・会員の声、思いを収集する取組み → 代理店アンケートの実施。フィードバックがなかなかできていないのでそこを中心に行う。
・消費者団体等との対話活動 → 消費者団体と交流を図ることで、消費者団体に寄せられた保険業界や代理店・募集人に対する「お客様の声」を知り、消費者にとってより良い保険制度の構築や分かりやすい保険商品の提供について論議し、その結果を行政や損保協会に伝えることで消費者の利益に貢献する。毎年12月に全国消費生活相談員協会関西支部交流会に出席し交流・情報交換する。
教育委員会(庫内支部長より報告)
・日本代協アカデミーの普及促進 →新システムの活用方法の勉強・利用者への活用状況フォローの実施。
・人材育成研修会の企画・運営 → 大阪代協の次代を担う若手の育成を念頭においた、人材選出を行う。
・損害保険大学課程コンサルティングコース受講者募集およびセミナー運営 → 12月中の早期目標達成を目指す。
・TP認知度向上の取組 → 受講者増につながる、インセンティブ効果が期待できる施策を検討する。
組織委員会(門口委員より報告)
・仲間づくり推進 → 代理店賠責セミナーを開催し会員増強を図る。
・各社認定代理店等の分析と活用、保険会社拠点分析と担当の明確化
・支部活性化推進 → 支部会で、様々な情報収集ができる等、メリットが感じられれば参加者が増え、活気ある支部会となる。
・新入会員オリエンテーションの実施推進 → 新入会員が入会後直ちに実施し、代協を理解いただき、支部会・代協活動に参加してもらうきっかけとする。
CSR委員会(大西副支部長より報告)
・ぼうさい探検隊の継続取組み団体の開拓 → 取組みの必要性と有用性をさらに深く伝える。
・出前授業実施に向けた検討 → それぞれの得意分野に関する講師ができるよう、スキルアップし取組む。
・防災士資格取得の推奨活動 → 資格取得によって代理店(募集人)の価値を高め、社会的地位の向上に資し、CSの向上につなげる。
・ハザードマップの情宣と普及 → ハザードマップの使用状況について情報共有と普及方法についての検討。
・各種CSR活動のとりまとめ → 公開講座実施、緑の羽根募金実施検討、献血活動検討、大阪府建築防災啓発員制度取組、SDGs施策についての取り組み、ぼうさい探検隊プロジェクトチーム
事業活性化委員会(杉本委員より報告)
・各種提携事業の周知徹底と活用推進 → レンタカー事業と弁護士紹介事業について軌道に乗っている。
・提携事業利用の定量把握と改善策の提案
・顧客と会員、双方のメリットを実施する会員の強みとなる提携の推進 → いつ来てもおかしくない大災害に備えて、懸案事項で天災対策を推進する。
堺支部の活性化を図るため新年度も色々な行事を予定しております。皆様のご参加をお待ちしております。
(記事:堺支部 大谷記者)