10月勉強会&支部例会~火災保険改定比較~
2024年10月23日(水)16:00~17:15大阪代協会議室とZoomのハイブリッドで中央支部2024年10月度勉強会・支部会を開催いたしました。参加人数はリアル14名、Zoom38名の52名でした。
今月の勉強会(火災保険改定比較)
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火災保険改定勉強会(家計分野)一覧表 2024年10月
2024年10月の火災保険の商品改定に関する勉強会を開催しました。勉強会の主なポイントは、各保険会社の火災保険商品の改定ポイント、保険料の変更、引受条件の変更です。
築年数による保険料区分が細分化されこと、特に築50年を超える古い物件については、保険会社のアンダーライティングが厳しくなり、事前申請や長期での引受規制が必要となり、また免責金額も設定されるようになりました。
水災リスクについても地域別料率が導入され、水災リスクの高い地域の保険料が大幅に値上がりしました。また、評価額の設定方法についても保険会社毎に異なることについて、学ぶことができました。
1、各社の火災保険商品の改定ポイント
日新火災の火災保険商品「お家ドクター」
◆築50年を超える建物や共同住宅一棟掛けの保険料は大幅に値上げとなった
◆免責金額の設定が変更された
◆事故時諸費用特約が自動セットされるようになった
◆水災リスクについて、定率払いと実損払いの選択が可能になった
点が紹介されました。※詳細は一覧表
2、保険料の試算と評価額の設定
三井住友海上や東京海上日動の火災保険商品について、保険料の試算方法と評価額の設定方法が説明されました。
三井住友海上やあいおいニッセイ同和損保では評価額に幅があり、その範囲内で保険金額を設定できるため、保険料を抑えられるメリットがある、と紹介されました。
一方、東京海上日動と日新火災の「お家ドクター」は価格協定方式のため、そのような柔軟な対応ができない、との事でした。
3、独占禁止法への対応
独占禁止法の観点から、代理店が他社の見積もりを取る際の手続きが2024年5月以降に変更されたことについて再確認しました。
以前は乗合代理店が複数社の見積もりを作成できましたが、今後は契約者の同意を得る必要があります。同意書の文面は保険会社ごとに異なり、代理店や契約者にとって分かりにくい、という声が挙がっていました。
4、企業物件の火災保険
企業物件の火災保険についても10月に改定がありましたが、保険料面では大きな変化はないようでした。ただし、引受条件が厳しくなる傾向にあり、特にリスクの高い業種では条件が厳しくなることが確認されました。
今月の支部例会
下地支部長による理事会報告。
【審議事項】
1,損保大学課程コンサルコース受講者勧奨目標
2,日本代協事業計画提言
3,11月27日LIVEステーション概要
4,ソコカラとの事業提携
【報告事項】
2024年度全会員アンケート結果の公表
2024年度優秀支部表彰進捗報告
10/4,5 人材育成研修会の開催報告
大阪府建築防災啓発員セミナー開催
日本代協アカデミー実践マニュアル
日本代協理事会報告
下記の重要項目について説明がありました
◆代理店業務品質評価に関する第三者検討会
◆金融制度審議会損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ
教育委員会(9/27開催)
損保大学課程コンサルコース受講者について、中央支部の目標は10名。
10/4,5の人材育成研修会の報告があり、参加会員が感想を発表した。
7/26の代理店ベンチマーク研修についても報告があり、参加会員が感想を発表した。
CSR委員会(10/2開催)
自賠責無保険車追放キャンペーンの拡大に向けて学校へアテンドする
日本代協から出前講座コンテンツ情報の入手に努める
次月大阪マラソンクリーンUP作戦の実施日時を決定する
ぼうさい探検隊は11/1締め切り
企画環境委員会(10/3開催)
全会員アンケートの結果を公表しているのでぜひ読んでいただきたい。
組織委員会
8/27の代理店賠責セミナーの参加者で未加入の代理店を各支部でアテンドしている。新入会員へのオリエンテーションの実施状況を確認した代理店賠責の請求の流れについて勉強会を行った。
事業活性化委員会
クルマ買い取りの株式会社はなまる(ソコカラ)と事業提携を開始予定です。同じくクルマ買い取りのJCM社も紹介キャンペーンを開催中です。
今月の懇親会
懇親会「備長串屋 わたる」で懇親会を行い参加者は9名でした。
次回の支部会は?
次回は11/27です。
会場(場所は未定)に集まってLIVEステーションを視聴します。
会場へ来られる方も、Zoom視聴の方も、LIVEステーション視聴のエントリーをよろしくお願いいたします。
★エントリーはこちらから!! >
(記事:中央支部 前田記者)