中央支部勉強会・定例会
2024年12月18日(水)午後4時から大阪代協会議室にて、26名(リアル23名、オンライン3名)が参加して勉強会及び情報交換会を行いました。
1・勉強会(資産形成について)
講師 日本生命 野口 さやか様
(1)資産形成の必要性について
インフレによる資産価値の目減りと、平均寿命の増加による長期的な資金準備の重要性を説明。教育費(公立・私立で901万円~2123万円)、住宅費(建売3603万円、マンション5245万円)、老後の生活費(1400万円~4600万円)の具体的な金額を共有した。
(2)安定的な資産形成の三つのポイント
じっくり長期、コツコツ積立、バランスよく分散の三つのポイントを解説。特に長期投資の安定性と、積立投資による平均購入単価の低減効果について具体例を用いて説明された。
(3)新NISA制度の説明
2024年1月からの新NISA制度について、つみたて投資枠(年間120万円)と成長投資枠(年間240万円)の併用可能可、非課税期間の無期限化、生涯投資枠の拡大などの改正点を詳細に解説いただいた。
(4)iDeCoの特徴と仕組み
iDeCoの仕組み、掛け金の拠出限度額(職業により月額2.3万円~6.8万円)、税制メリット(拠出時、運用時、給付時)について説明。60歳以降の受取りルールや税制優遇効果の具体例も提示。
行動項目
1、早期からの計画的な資産形成の開始を推奨
2、新NISA口座の開設手続きの確認を提案
3、iDeCoの加入資格と拠出限度額の確認を推奨
4、個人年金保険料控除枠の活用状況の確認を提案
2・理事会・委員報告
理事会の内容は下記リンクをご参照下さい。
◆12月理事会を開催しました | 大阪代協 |一般社団法人 大阪損害保険代理業協会
(1)2025年度方針・行事計画:承認
- スローガン:打破・完遂 ~変化を楽しみに変えるべきものを変える・強い決意でやり遂げる~
- 理事と一般会員の間でLINEによる情報発信量・質に大きな乖離あり。会員用LINEの運用ルールや発信する情報等をを確立し、運用を開始する。
- 会員間システム10年経過し制度疲労あり。再構築予定。
- 政治連盟の会費の引き上げ千円→2千円に。6月の案内に間に合うように進める。
- 4月 理事研修。若手、女性の活躍推進に向けた研修会を企画
- 6月 委員オリエンテーション開催予定。委員会の枠を超えた交流を図る。
- 7月 代理店オフィス(女性)向けお客様とのコミュニケーションセミナー開催
- 未定 お客様向けの公開講座(3年毎開催)
(2)2025年度委員会諮問事項:承認
- 新たな取り組み
- 企画環境委員会:募集現場の実態のモニタリングと対応策の実施
- CSR委員会:防災士会員による対外活動の企画検討
(3)2025年度総会・会員大会開催要領:承認
- 日時:5月21日(水)13時~17時
- 場所:中央公会堂中会議室
- 記念セミナー:「損保新時代に求められる顧客本位の本質」 吉田 桂公 氏
- (のぞみ総合保険法律事務所パートナー)
- 懇親会:関電堂島ビル食堂 5千円/名
報告事項
理事会報告
◆日本代協コンベンション
- 日本代協コンベンション2024 | 大阪代協 |一般社団法人 大阪損害保険代理業協会
- 11月15日~16日 東京 17名参加
- 来年度は、2025年11月7日~8日に開催
- 基調講演:原田左官工業所 「なぜ左官屋で若者と女性が活躍できるのか」
- 初参加:和泉支部 清水氏:大阪代協会員との交流を図れたことがよかった
- 堺支部 麦谷氏:刺激の多い会であった。基調講演が印象深かった(教育の仕組化・ビデオ学習)
◆大阪代協チャレンジ目標
- アカデミー活用マニュアル:2025年度募集人教育方針立案に向けた活用依頼メール発信予定(第三者委員会の論議を踏まえ)
- 組織率75%:現在71%
- 防災士取得:大阪府狭山市で大西委員長がセミナー開催、日本代協の出前授業のマニュアルを年度内に整理して共有
◆日本代協報告
- 日本代協として、代理店業務品質評価はチャネルを問わず共通の指針を主張しているが、第三者検討会の指針案では微妙な書きぶりになっている。
- 12月9日に示された「代理店業務品質に関する評価指針」案は是非とも目を通してもらいたい。最終37ページに、第三者検討会としての「総括」が盛り込まれた。ここには、保険会社に対し、代理店の意見を聴くべし、という内容が厳しく書かれている。代理店の意見を聞かず、保険会社の一方的な価値を押し付けることが、過去の過ちであり、顧客本位の業務運営を妨げる要因である、とのこと。まさしく、大阪代協として言い続けてきたことが名分化されている。
委員会報告
◆組織委員会:守屋委員長
- ●仲間づくり
- 中央支部は、現状目標到達。全支部達成に向けて取組む(残りの支部は、東、北摂、南、東大阪)
- ●新春オープンセミナー
- 日時:1月24日(金) 15時~17時 ハイブリッド方式
- テーマ:金融審WG・第三者検討会を踏まえた、今後の代理店のあり方
- 講師:日本代協 金澤 専務理事。各保険会社、未加入代理店にも案内。
◆教育委員会:渡辺委員長
- ●損保大学課程コンサルコース募集
- 12月1日から申し込みスタート。2月14日締め切り。
- 中央支部 目標10名/見込み8名+α 達成見込み。早期目標達成に向けて声掛け必須!
- ●事例共有
(和泉支部)支部長管理の会員リストを活用し、見込先をリストアップ。
役員で手分けをしてアプローチを実施している。 - ●日本代協アカデミー
大阪代協65店目標/44店参加。有益なコンテンツ多数あり。
日本代協コンベンション分科会セミナー他の動画視聴も可能。
◆企画環境委員会
- ●不公正募集等モニタリング
- ①某共済
- ・火災保険新規契約者に抽選で神戸牛プレゼントするのは、ノベルティ基準として不適切では?
- ・緩い入会基準にも関わらず、集団扱いの▲5%を使用して保険料を割り引くのは不公平では?
- ②某ディーラー
- ・契約者に連絡した修理金額と損保との協定金額に大きな乖離があることが判明。
◆事業活性化
- ●サイバーセキュリティお助け隊セミナー
12月17日 15時~ - ●へーベルハウス(業界2位)
関西より関東が強い、30年買取保障制度(購入金額90%での買取を補償)
坪単価は、セキスイよりも高い。 - ●佐川ヒューモニー 格安電報サービス(花もセットで対応が可能)
※保険会社でも活用している
◆CSR委員会
- ●大阪市狭山市での薬物乱用防止、安全運転講習セミナー開催報告
3・提携事業ソコカラ紹介
新しい提携事業先のソコカラ(株式会社はなまる)の藤木康介様から事業の説明が行われた。事業内容はリンクをご参照下さい。
2024年度忘年会
盛り上りました!(^^)!
2024年最後の中央支部活動報告でした。
(記事:中央支部 前田記者)