一般社団法人大阪代協

堺支部の活動報告

TOP > 活動報告 > 堺支部

支部総会とセミナーを開催しました

2025.02.28

2025年2月26日(水)午後2時から東京海上日動火災保険株式会社 堺支社にて、3部構成で堺支部総会・セミナー・Webセミナー視聴が開催されました。

【第1部 総会】

第1部の総会は、16名(会員13名、来賓3名)が参加しました。

田野副支部長

まず、田野副支部長が「変化して行く保険業界を面倒と思わず、お客様本位に取り組む好機と捉え、我々代理店としてもフォローの風が吹いていると考え、しっかりとした地盤を作りお客様に喜んでいただけるようにしていきましょう」と開会の挨拶をしました。
 次に庫内支部長の挨拶では、「昨今、保険業界の環境が激変する中、我々代理店はどのように対応すべきか、金融庁や保険会社の話をしっかりと聞いて進んでいく必要がある。特に乗合代理店においてはより大きな変化を強いられる可能性がある。代協が発信する情報を入手して役に立てて欲しい。」と述べました。

 氏川 清志 氏


 ご来賓を代表して、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社堺支社長 氏川清志氏が挨拶に立ち、「昨年ぐらいから挨拶する時は、まずお詫びから入るというのが多くなりました。当社でもご多分に漏れずかなり反省すべきことがございました。今年は保険業法の改正もあり保険会社と代理店の関係をこれまで以上に良い関係になるように色々と見直しがあると思います。保険会社も襟を正し、代理店の皆様と共に損害保険の普及に真摯に向き合って参ります。ご協力をよろしくお願いします。」と述べられました。
 次に、支部長を議長として付議事項4議案の説明があり、参加者から異議なしと承認されました。

<付 議 事 項 >
1号議案 令和6年度支部活動報告および会計報告
2号議案 令和7年度活動計画案承認の件
3号議案  支部役員および支部委員改選の件
4号議案 その他

※3号議案の支部役員および支部委員改選の件で、庫内支部長が任期途中でありますが諸般の事情で支部長を退任することになり、田野副支部長が次期支部長に就任することになりました。庫内支部長は、相談役として支部役員に残ります。

  左:守屋亜美氏  右:吉川亮太氏

提携事業の紹介では、自動車リース業の株式会社イチネン 大阪支店 吉川亮太氏と守屋亜美氏より事業の説明がありました。(詳細はこちらから)

大西副支部長

最後に大西副支部長より「大阪代協ではアンケートにより現場の声を集め保険会社各社に提出し、それが反映され早く改善されるようになったと思っています。今後も会員からの声を上げて行きたいので引き続きアンケート協力をお願いしたい。また堺支部の活性化を図るため参加率を上げて行きたい」と閉会の挨拶をし無事総会が終了しました。

【第2部 セミナー】

第2部のセミナーは、16名(会員14名、来賓2名)が参加しました。
講師にゴーウェル株式会社 代表取締役 友部 守 氏を迎え、テーマを「脱★ドンブリ経営」~お金の悩み保険ニーズも1枚の図で一気に解決!~のお話をいただきました。

友部氏は、上場企業の世界的ブランドメーカーを経て外資系損保の研修生となり、5年で収保7,200万円で独立され建設業を中心に傷害・賠償保険を販売。中小企業の社長の悩みは大きく3つある事に気づき、それは【お金・人・未来】であった。
現在、経営コンサルタントとして社長の悩みである【お金・人・未来】について、売上&利益の改善、
人づくり(経営理念づくり)をベースに支援しています。また、会社のお金の流れが一目で分かる
「お金のブロックパズル🄬」を使い、経営視点を入れた保険活用を提案して保険営業マンや保険代理店の営業サポートをしています。特徴としてコーチングを使い、答えは社長の中にあるという考えで、経営者と向き合うパートナー型コンサルティングを得意としています。

   ※実務では、損益計算書・貸借対照表の数字を入れます。

ドンブリ経営とは

会社のお金に対し「ドンブリ勘定」で経営している状態です。儲かっている間は良いが、お金が足りなくなったら、どこから改善の手をつければよいのかわからなくなってしまう。

学んではいけないお金の話と学ぶべきお金の話

・学んではいけないお金の話は、専門的すぎる仕訳の話や専門的すぎる税金の話です。
 仕訳の話は税理士に任せておけばいいし、税金は改正もあるので覚える必要はない。
・学ぶべきお金の話は、経営判断に必要なお金の話で人件費・借入金・根拠ある売上目標である。

お金のブロックパズル🄬を使うメリット

①会社のお金の流れを見える化できる
②社員を何人ふやしていいのか? ボーナスをいくらまで増やしていいのか? という
 人件費の上限が分かる
③設備投資をしたい時に、いくら売上をあげればお金は回るのだろうか? モトが取れるのだろうか?
 という設備投資の判断基準が分かる
④あといくらまで銀行から借金をしていいのか? という借金の上限が分かる

売上が10%ダウンしたら、利益も10%ダウンですか?

売上100×90%=90 粗利80×90%=72 粗利72-固定費70=利益2
利益は、80%ダウンします!

利益を2倍にするためには、売上はいくら必要ですか?

利益20にするには、粗利ー固定費70で粗利が90必要。粗利90÷80=1.125
売上100×1.125=112.5の売上が必要となる。

決算書は会社情報満載の宝の山!

経営者は基本、保険に興味はない。しかし、経営問題の解決策としての保険には興味がある。
いかにその経営問題を見つけるかが肝心。そこで決算書にヒントがあります。
①会社の数字が見えると、生損保をトータルに提案できる。
 ⇒どこからアプローチしたら良いかがわかる
  保険加入の有無が分かり、保険内容の見直し、コスト削減等
保障金額の根拠づくり ⇒ 必要保障金額を明確にできる
③実は、社長さんが苦手な分野なんです ⇒ 教えてあげる立場になれる

しかし、一般的には公開されていない決算書。普通は簡単にはもらえないですが、
損保で売上高方式の保険料算出の保険であれば損益計算書をもらいますよね、一緒に
貸借対照表ももらってください。チャンス到来です!

もらった決算書でわかること

経営者が死亡すると売上も減少し利益も無くなり、借入金返済ができなくなります。
生命保険金が支払われると借入金返済に充当することができます。

このような借入金対策として生命保険の提案ができます。他にも退職金準備資金や従業員への福利厚生
としての保険提案もできます。

キャッシュフローコーチと税理士の違いは

キャッシュフローコーチは、管理会計から経営の判断材料をもとにキャッシュフローの計画書を提案します。
税理士は、税務会計から納税申告の判断材料をもとに決算書を作成します。
よって税理士は「過去会計」でキャッシュフローコーチは「未来会計」と言えます。
これからの会社経営に必要なことは「未来会計」「未来対話」です。

「キャッシュフローコーチの友部は、社長と未来対話をする時間クオリティタイムを提供します」と
締めくくられました。

【第3部】

中央支部のWebオープンセミナーを参加者13名(会員11名、来賓2名)で視聴しました。
講師は、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の西本敬一氏でテーマは、~大阪・関西万博開催まで残り6週間~「大阪・関西万博の魅力と楽しみ方」の話を聞きました。
大阪地元開催なので大阪在住の皆さんには、お得な「複数回パス」を購入いただき何回でも来場いただきたいとのことでした。
複数回パスは、夏パスと通期パスの2種類があります。
・夏パス(7月19日~8月31日)大人12,000円・中人7,000円・小人3,000円
・通期パス 大人30,000円・中人17,000円・小人7,000円

皆さんも複数回パスを購入し何回も大阪・関西万博を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(記事:堺支部 大谷記者)

最近の記事

月別アーカイブ

ページの先頭へ