６月２３日（金）北摂支部６月度支部会を開催しました。事務局会議室とＺｏｏｍのハイブリッド開催でした。出席支部会員は事務局のリアル参加者が９名、Ｚｏｏｍが５名の合計１４名でした。それ以外に組織委員会の守屋委員長と保険会社１名がリアル参加、保険会社３名がＺｏｏｍでオブザーブされました。
　今月の支部会の狙いは、代協会員が使えるメニューを今一度知って、我々自身が活用すると共に、仲間づくりにつなげようというものでした。限られた時間の中で取り上げた項目は３つでした。一つ目は事故例から学ぶ代理店賠責の重要性、二つ目に日本代協アカデミー、三つ目は提供事業についてです。

　まずは、組織委員会の守屋委員長より、代理店賠責に報告された事故例やトラブルを多数紹介頂きました。１年間に報告された事故約１５０件のうち、約６割は重要事項の説明誤り・説明不足によるものとのこと。２番目、３番目はほぼ同率で事務手続き誤りによるものと事故対応に関するものとのことでしたが、どちらも１割強ということで、圧倒的に重要事項の説明誤り・説明不足による事故やトラブルが多いことが分かりました。聞かせて頂いた事例では、「それはあかんやろ～、それはないない。」というものも多かった訳ですが、中には「え～、そこまで言う。それは説明してないかも。聞かれたら答えるのに。」というようなものもあり、形のないものを販売するが故の我々の商売の難しさを痛感した次第です。オブザーブ頂いた保険会社の方にも大変参考になったとの感想を頂きました。

　次に支部会員の落合教育委員より、日本代協アカデミーについての説明がありました。経営者から新入社員まで幅広く学べるＷＥＢ学習システムで、代理店経営の高度化に対応する「組織力強化研修」、募集人のレベルアップを図る「基礎力強化研修」、収益向上につなげる実践的研修を３本柱としているとのことでした。３分程度の利用者インタビューがホームページに掲載されており、それを全員で視聴しました。詳しくは日本代協アカデミーのホームページをご覧ください。

　最後に支部会員の森塚事業活性化委員より提携事業について紹介がありました。こちらも多くのメニューが用意されており、お客様にも喜んで頂けるものが多々ありますので、代理店の武器になると思います。ドライブレコーダーの取り付けにしても非常に廉価で高品質な作業が行われるとのことです。名前を聞くとお高いイメージがある不動産鑑定も、「相談無料」ということですので、まずは相談してみて専門家の目から見て勝算がありそうなら依頼するという手順が取れます。レンタカーも非常に好評なようでした。全メニューは大阪代協のホームページに掲載されています。
顧客サービスの提供・提携事業

北摂支部では、引き続き会員の皆様の関心の高いテーマで論議を行ったり、セミナー等による情報提供を心掛けて参ります。是非支部会へのご参加をお待ちしております。

（記事：北摂支部　辻副支部長）