新谷会長が大阪府損害保険防犯対策協議会総会に出席しました

２０２２年１０月５日に大阪証券取引所ビルにて開催された大阪府損害保険防犯対策協議会総会に、保険代理店の代表として当会の新谷会長が出席され、来賓としてご挨拶をされました。

この協議会は、損害保険会社、大阪府警、弁護士会、医師会等が連携し、不正請求や損害保険を悪用した犯罪を防止し、健全な保険業会の発展を支えています。
会長は、日本損害保険協会近畿支部委員長の山口和寿氏（損害保険ジャパン常務執行役員）が就任されています。

以下に、新谷会長のご挨拶内容を掲載いたします。

　本日は、大阪府損害保険防犯対策協議会様の、令和４年度総会のご開催、誠におめでとうございます。
今年度も保険代理店の代表として総会にお招きを頂き、心より御礼申し上げます。皆様方におかれましては、私ども大阪代協の活動には、ひごろより深いご理解と、多大なるご支援を賜り、本当にありがとうございます。

反社会的勢力との関係遮断

　さて、本日は防犯対策協議会の場でございますので、私たち保険代理店が、どのようなお役に立てるのかを少しお話させていただきます。ご承知のとおり、私たち代理店は、保険をお引き受けする際、また保険金を請求いただく際に、直接お客様に関わって仕事をする立場にございます。保険の引き受けに際しては、まずもって反社会的勢力、悪意ある契約者とは、断じて取引を行わず、保険代理店が反社会的行為に加担することが無いよう、組織として厳重に注意をして参りたいと思います。

特定修理業者対策

また昨今、自然災害に便乗する悪質な業者の存在が社会問題化しています。善良なお客様が、犯罪や悪意に巻き込まれ無いよう、何かあった時に、まずは保険代理店にご相談をいただくために、常にお客様に寄り添い、事前の注意喚起と相談いただきやすい関係づくりにしっかりと取組んで参ります。台風や地震などの広域災害が発生した場合は、保険代理店からの積極的な保険金請求勧奨を実施し、悪質な業者の後手に回らないよう保険会社の皆様と連携して取組んで参りたいと考えております。

ぼうさい探検隊による地域貢献

防災・減災の取組みといたしましては、日本損害保険協会様が主催されている「ぼうさい探検隊」にも注力しています。先日来、富山県や千葉県で小さなお子様が、行方不明となり海や川に流されて発見されるという心の痛む事件がございました。将来ある大切な子どもたちが、犯罪や事故に巻き込まれないように、大人が一緒になり、子どもと同じ目線から見て、何が危険なのか、危険な場所はどこなのか、困った時にはどうすれば良いのか、指差し確認する取組みは非常に大切で、意義のある取組みだと考えています。普段お世話になっている地域で私たちに何ができるのかを考え、防犯・防災・減災の取組みを進めて参りたいと思います。

最後になりましたが、大阪府損害保険防犯対策協議会様の益々のご発展と本日ご列席の皆様方のご健勝を祈念申し上げます。

（記事：大阪代協事務局）