5月19日(金)大阪代協会員有志4名が、瑞浪市にある岐阜県代協所属の株式会社diiにベンチマーク訪問を行いました。
ベンチマーク訪問とは、大阪代協の若手経営者が保険会社の枠を超え、優れた代理店を訪問し、経営を学ぶ企画です。
初めての実施となった今年度は、渡辺教育委員長、京阪支部・島田副支部長、東大阪支部・土井会員、高野会員の4名が参加しました。
株式会社diiは昨年の日本代協コンベンション分科会で講師としてご登壇され、好評を博した永井伸一郎氏が経営する保険代理店です。
東京海上日動社専属のTQ代理店であり、保険代理業とレンタカー事業を融合させ、地域に密着したブランディングとメンバー主導のマネジメントで実績を挙げておられます。
永井社長は、RINGの会オープンセミナーの実行委員長もお努めになり、大変お忙しい中でご対応をいただきました。
大阪代協から参加したメンバーは損保ジャパン社、三井住友海上社、あいおいニッセイ同和社と、所属保険会社を通じては決してベンチマークできない代理店への貴重な訪問の機会となりました。なお、当日は沖縄県代協の3名の方と一緒に勉強させていただきました。
永井社長は、「顧客がなぜ自分の代理店で保険に加入しているか、顧客自ら理由が説明できる関係が重要だ」と述べられ、株式会社diiは、完璧な事務対応、ホスピタリティ、なかでも事故対応に重点を置いた経営を行っておられます。
レンタカーの配車・清掃は、オフィスの女性スタッフがメインで対応され、積載車による事故車の引取、脱輪したクルマの引上げ等も自社で行っておられます。
社員間のコミュニケーション、案件の工程管理は、サイボウズ社のカスタマイズツールを駆使され、社員全員がMacのPCを持ち、自社で作成した動画で熱帯魚のエサのやり方まで共有するなど先進的なDX対応に一同驚くばかりでした。
株式会社diiでは学校教職員団体マーケットにも注力しておられ、小学校で行う「ぼうさい授業」の独自ツール(Key Noteで作成)を各小学校ごとに異なるリスクをそれぞれカスタマイズして作成されています。話の展開や子ども目線での作り込みは正に感動ものでした。
参加者からの質問内容は、●企業ブランディング手法、●採用、人材育成、●保険会社との関係、●ぼうさい授業コンテンツ、●レンタカー・レッカー事業 など多岐にわたり、永井社長から、ひとつひとつ丁寧にご教示をいただきました。
下記は参加したメンバーが書いた感想です。大変有意義で濃密な時間であったことが良くわかりますね(^_^)
(記事:大阪代協 広報室)
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